ほうろく加持・虫封じ祈祷
昔から頭痛は「悪鬼」の障り、子どもの体調不良は「疳の虫」が原因と言われてきました。
ほうろく加持は頭痛除けと暑気払いのため、虫封じは子どもが健康に過ごすため、夏を乗り切る元気をいただくご祈祷です。
その昔、炎天下で暑さ負けしいてた武将が、兜の上からお灸を据えると、たちまち身体が全快したといいます。現在では、ほうろくの上にもぐさのお灸を据えて頭にかぶせますが、これにより頭頂部にある百会(※)のツボを刺激し、脳の活性化をはかるとともに夏バテ防止、ストレス解消など様々な効果があります。
豆知識
(※)百会とは…左右の耳の穴を結んだラインと眉間の中心から頭のてっぺんに向けたラインが頭上で交わるところにあるツボです。「百(多種・多様)」な経路が「会う(出会う・交わる)」という意味で、様々な健康効果をもつ“万能ツボ”と言われています。この「百会」をお灸の熱で刺激すると、全身の内臓や血管の機能をコントロールする自律神経と直結してその働きを整えてくれます。
お寺に来られない方もタオルや衣類などでご祈祷いたします。
※檀信徒でない方もお受けいただけますので、ぜひご参詣ください
日程 | 東海(名古屋):2024年 7月21日(日) |
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当日の予定 | 決定しだい更新いたします。 |
※お問い合わせは最寄りの支院・布教所まで