大乗山法音寺 山首・廣顕院日教上人
大乗山法音寺は、始祖・広宣院殿安立大法尼(杉山辰子先生)開創以来いろいろな形で多くの人を力づけ、喜ばせることをしてきました。個人の消滅・供養という形で集まったお徳・浄財を、困っている人を助けることに役立ててきました。現在、東北・山形から九州・壱岐に至る間、40か所に布教網を配置して法華経の宣布に邁進しております。他方、社会福祉法人昭徳会は世の人々の求めに応じて各種の福祉施設を運営し、学校法人日本福祉大学は、福祉の現場で働く多くの人材を輩出してまいりました。
これらの事業を遂行することにより、更に功徳を累ね、人々の幸せを願ってまいりました。この功徳はすべて、法音寺に集い、法華経の菩薩道、慈悲・至誠・堪忍を実践する皆様の許に還元されてゆくのであります。
今後も一層、社会の平和と人々の安心を願い、精進を重ねてまいる所存であります。
伝統
大乗山法音寺は、久遠実成の本師釈迦牟尼仏から、その本懐である妙法蓮華経を末法に弘通することを付嘱された本化上行菩薩の応現日蓮大聖人開創の日蓮宗に属し、本化安立行菩薩の再誕・広宣院殿安立大法尼の唱導する、真実の仏法を開顕する正統な仏教教団である。
目的
大乗山法音寺は、本門の本尊を帰依の正境とし、本門の題目を信行の要法とし、本門の戒壇を依止の戒法とし、法華経を行じ、一般民衆の異の苦を救い、以って即身成仏・仏国土の顕現を理想とし、不惜身命の経意を戴し、異体同心の祖訓を奉じ、山首・廣顕院日教上人中心の信仰を堅持し、皆帰妙法の祖願達成に邁進することを目的とする。